リカちゃん、ジェニーに韓国の民族ドレスを手作り「チマチョゴリ」

こんにちは。
リカちゃん服などのドール服を手づくりで楽しんでる
“ドラジェの手しごと”です。

いかがお過ごしでしょうか?

今回「ゆかたのドールコーディネートレシピ」のページにもある
韓国の民族ドレスの「チマチョゴリ」作ってみました。

元々こちらの本は「浴衣」の作り方などが載っていますが、
それを踏まえて応用編として紹介されてます。
個人的にも「チマチョゴリ」の可愛らしさに、
とても興味深々だったので作成できたことで
楽しい時間を過ごしました。

それでは、さっそく作っていきましょう~

モデル:ジェニー(27cm)

目次

材料:上着部分


・生地:25cm×20cm(コットン)
・スナップボタン:1組(6mm)

作り方

1.まず身ごろ2枚を用意して中表にします

2.背中側を縫い合わせます

3.背中側を縫ったところを片側に倒して、アイロンを当てておきます

4.左右の前側をそれぞれに三つ折りにして、”しつけ”をかけます

*画像では間違ってまとめて”しつけ”をかけてしまってますが、左右別にしつけをかけてください

5.首回り(襟ぐり)を5mm残してカットします

6.身ごろと襟を中表に合わせてまち針で止めていきます

7.出来上がり線で身頃を上にして縫っていきます

8.襟を身ごろ側に倒して、まつります。また前側にしつけをかけたところも縫い合わせます

9.袖をつけていきます

10.袖口を3つ折りにして、しつけをかけて縫っていきます

11.袖口のしつけを外しておきます

12.身ごろのつけ位置に袖を中表にして、つけどまり間を縫います。ほつれやすいので返し縫または、縫い始めの部分を玉結びしてあげてください

13.裏に反して、縫いしろを同じ幅で身頃までアイロンで割ります

14.袖下と脇を中表にして縫っていきます

15.鉗子などを使って、表にひっくり返します

16.上着ができあがりました。次にスカートを作っていきます

材料:スカート部分


・生地(スカート):75cm×23cm
・生地(ベルト):2cm×15cm
・肩ひも:リボン(巾3mm×15cm)*本ではガーゼテープ(1cm幅)使用

作り方

1.裁断したパーツの端にほつれ止めをつけます

2.スカートのウエスト側の前中心から左右に、4cm間隔に1.25mm折りながらタックを作り、まち針で止めていきます

3.仕上がり線を縫っていきます

4.仕上がり線で縫ったところから上下4mm幅のところにギャザー用ミシンを入れます

5.スカートのすそを3つ折りして縫っていきます

6.スカートのギャザーを寄せながら、ベルトの幅に合わせていきます

7.スカートとベルトを中表に合わせて、まち針で止めて、仕上がり線で縫っていきます

8.ベルトを前に倒し、裏側にもっていき”まつり縫い”をします。次にスカートの前中心から左右に肩ひもをつけていきます。この時、ドールに着せてバランスをみるといいです。

*ジェニーの場合は、2.0cm位が丁度良かったです*

9.ウエストからあき止まりまで裏側に折り縫います。次にスカートを中表にして、すそからあき止まりまで縫っていきます

10.できあがりです

ジェニー試着です

・FRONT・

・SIDE・

・BACK・

・今回参考にした本・

いかがでしたか

今回は、韓国の民族ドレスの「チマチョゴリ」を本を参考に作ってみました。

スカートにタックを入れることで、
仕上がりにボリュームが出て、とてもかわいらしくできました。
今回スカートで使用した生地は
ハリ感がある「タニポン」という面白いネーミングの生地を使いました。

ハリ感と素材のポリエステルで上品さが出て
ステキな仕上がりになった気がします(笑)

もちろん、コットンでもカジュアルな感じになって
違う表情が楽しめると思います。
綿ブロードやコットンボイルなどでもかわいらしく仕上がると思います。
ドール生地は実際これを使ってます

また上着のスナップで止めたところは、
リボンを結んで垂らしてみたり、
タッセルをつけてみたりとアイディア次第でもっとかわいくできます。
また、上着は浴衣や着物の変形なので、
この作り方ができると浴衣や着物も作れるようになります。

更に言うとチマチョゴリを作ってみてから、
世界中の民族衣装も作っていきたいなと
欲がフツフツと出てきました。

それでこんな本も見つけてしまいました。
そのタイトルは「世界のかわいい民族衣装」です。
タイミングを見ていずれ買ってみようと思っています。

本日はここまでです。
“ドラジェの手しごと”にいつもご訪問ありがとうございます。

また次回お会いしましょう!~Well then,see you next time!