こんにちは。ドラジェの手しごと、楽しきひとときです。いかがお過ごしですか?
今回のドール服は、2冊目に発売されたアレンジが楽しめる「HANON」ドールブックです。パーツを変えながら作ったAラインのロングドレスです。袖は”ソフトチュール”で袖口もフリルにしてみました。
衿は丸衿にして身ごろはシンプルなAラインロングドレスです。なかなかステキなスタイルに仕上がった気がします(笑)とは言え、いろいろ改善点はありますが・・・
それではさっそく作っていきましょう!!
モデル:ジェニー(27cm)
・参考にした本・
材料:
生地:ただいま調整中です
作り方
1.生地を裁断したら、生地の端にほつれ止めをつけていきます
・・衿を作っていきます・・
2.衿をかたどった生地ともう1枚の生地を用意します
3.中表に合わせて、縫っていきます
4.縫いしろを2㎜程度残して、カットしていき、カーブ沿いは切込みをいれておきます
*切込みを入れるのは、表に返した時にもたつき感が防げます
5.表に返します。鉗子などを使ってカーブ沿いをきれいに出していきましょう。襟ができました
・・つづいて、袖を作っていきます・・
6.袖とカフス(フリル)を左右、用意します
7.カフス(フリル)を二つに折り、ギャザーミシンをかけていきます
8.ギャザーを寄せながらカフス(フリル)と袖下の幅に合わせて、まち針で止めて縫っていきます
9.カフス(フリル)は前に倒して、左右の袖ができました
10.前身ごろと後身ごろを中表に合わせて、肩を縫います
11.衿まわりに仮止め用に布用ボンドを少量つけます
12.左右のバランスをみながら衿をつけて、仕上がり線で縫っていきます
13.縫ったところを切らないように衿の縫いしろに、切りみを入れていき裏側に倒して、押さえミシンをかけていきます
14.身ごろと袖を中表に合わせて、袖をつけていきます
15.身ごろを中表に合わせて、袖から脇、裾へと縫っていきます
16.ソフトチュールを二つに折り、折った”わ”を裾側にして上部にギャザーミシンをかけて、身ごろの裾幅に合わせます
17.フリルと身ごろを中表に合わせて、まち針でとめていき縫っていきます
18.フリルをアイロンなどで前に倒します
19.押さえミシンをかけていきます
20.衿からあき止まりまで裏側に4㎜程度折り、縫っていきます
21.身ごろを中表に合わせて、あき止まりから裾までまち針で止めていき縫っていきます
できあがりです
ジェニー試着です
・FRONT・
・SIDE・
・BACK・
いかがでしたか
今回は「HANON」のドール本を参考にしてAラインロングドレスを作って見ました。少し大きめの丸衿が甘さを醸し出してますが、全体的にバランスをとって、個人的にこの組合わせは好みでした。
またAラインで裾にかけて広がりがあり、裾を袖と同様のソフトチュールを使いフリルにしてみました。こちらも上品な仕上がりになったような気がしますね。ジェニーにランプを持っていいたら、なんだか深い森の中に住み、静寂の中で祈りをささげるイメージも浮かんできたり・・・と妄想してしまいそうな、そんなドール服になりました(笑)
こちらのドール服で難しかった部分は、ソフトチュールをミシンで縫う際、生地自体が薄いので、縫いにくい場合はハトロン紙などを下に敷いて一緒に縫ってみてください。
本日はここまでです。ドラジェの手しごと、楽しきひとときにご訪問ありがとうございます。
次回またお会いしましょう~well then,see you next time Bye!